［地理］地理

エネルギー―二次エネルギー―電力―地熱発電

地熱発電とは

地熱発電の定義・意味・意義

地熱発電とは、地下の地熱による高温高圧の蒸気を利用して行う発電をいいます。

 

地熱発電の位置づけ・体系

一次エネルギー

地熱は、石油、石炭、天然ガス、水力、地熱などと同じく、一次エネルギー（＝自然界に存在するままの形状で得られるエネルギー）の一種です。

 

クリーンエネルギー

石油、石炭などの化石燃料の利用は、地球温暖化や酸性雨などの環境問題の原因となります。

また、原子力発電は放射能汚染が危惧されます。

そこで、環境汚染を起こさないエネルギー（クリーンエネルギー）の利用の研究・実用化がすすめられています。

地熱は、クリーンエネルギーの一つです。

クリーンエネルギーには、次のようなものがあります。

• 太陽光・太陽熱
• 水力
• 風力
• 潮力
• 地熱
• バイオマス（生物資源）

 

地熱発電所の具体例

世界

世界では、次のような地熱発電所が有名です。

• イタリアのラルデレロの地熱発電所
• ニュージーランドのワイラケイの地熱発電所

 

日本

日本では、次のような地熱発電所が有名です。

• 大分県九重町にある八丁原発電所