スリランカ
スリランカ
スリランカの基礎データ
スリランカの位置・場所
スリランカは、南アジアのインド半島の南東に、ポーク海峡をへだてて位置するセイロン島を占める、イギリス連邦内の島国である。
スリランカの正式国名
スリランカの正式国名はスリランカ民主社会主義共和国である。
スリランカの面積・人口
面積
6.6万平方キロメートル(2007年時点)で、北海道の約0.8倍。
人口
- 1993年…1762万人
- 2009年…2024万人
- 2012年…2033万人
スリランカの主要都市
首都
スリジャヤワルダナプラコッテ
1985年に旧首都コロンボからスリジャヤワルダナプラコッテに遷都された。
その他主要都市
コロンボ
スリランカの社会
民族
主にシンハラ人(72.9%)とタミル人(18.0%)等で構成される。
スリランカ基礎データ | 外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/srilanka/data.html
言語
公用語
シンハラ語・タミル語
宗教
仏教(70.0%)・ヒンズー教(10.0%)・キリスト教(11.3%)・イスラム教(8.5%)。
参考元:スリランカ基礎データ | 外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/srilanka/data.html
仏教徒の中心がシンハラ人、ヒンズー教徒の中心がタミル人である。
第二次世界大戦後、仏教徒(シンハラ人)の国として独立した。
しかし、北部のヒンズー教徒(タミル人)と対立した。
『理解しやすい地理B』 (改訂版) 文英堂、2008年、191頁。
両民族間で2009年5月まで約25年間内戦が続いた。
この内戦で、8~10万人が死亡し、数十万人の国内避難民が発生したと言われる。
スリランカの国際関係
地政学
海上交通の要地
スリランカは、古来、東西海上交通の要地にあたり、16世紀以来、ポルトガル・オランダ・イギリスの植民地となった。
小学館 『日本国語大辞典』
シーレーン
スリランカはインド洋シーレーン上の要衝に位置する。
真珠の首飾り
中国はスリランカで「真珠の首飾り」戦略を展開している。
日本との関係
政治
サンフランシスコ講和会議
後にスリランカ(旧セイロン)の大統領となるジャヤワルダナは、サンフランシスコ講和会議にセイロン(現スリランカ)代表として出席した際、スリランカの賠償請求権を放棄、日本を国際社会の一員として受け入れるよう訴えた。この演説は拍手に包まれ、そこから会議は一変、日本の賠償の多くは免除されることとなり、急速な経済的発展へとつながる。
日本とスリランカの交流 ―生きている言葉― | 東洋大学 入試情報サイト https://www.toyo.ac.jp/nyushi/column/video-lecture/20161108_02.html
経済
シーレーン
スリランカは日本の命綱であるシーレーンに位置する。
スリランカが繁栄し、安定し、落ち着いていてくれることが日本の大きな国益である。
中国「真珠の首飾り」戦略と日本、インド(2) | 研究プログラム | 東京財団政策研究所 https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=1924
スリランカの歴史
イギリス植民地
1796年にイギリスの東インド会社がコロンボを占拠し、イギリス植民地となった。
独立
第二次大戦後の1948年にイギリス連邦内の自治領としてセイロンという国名で独立した。
国名改称
1972年に国名をセイロンからスリランカと改称した。
『最新 地理小辞典』 二宮書店、1983年、196頁。
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