[地理]地理

地理学のうち、系統地理学(自然地理学と人文地理学)と地誌学を取り扱います。


パキスタン(パキスタン・イスラム共和国)


パキスタンの基礎データ

位置・場所

パキスタンインド半島の北西部に位置する国である。

正式名称

パキスタン・イスラム共和国

正式名称はパキスタン・イスラム共和国(パキスタン・イスラムきょうわこく)である。

面積・人口・人口密度

面積

面積は、79.6万平方キロメートルで、日本の約2倍である。

パキスタン基礎データ | 外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/pakistan/data.html#section1

人口
  • 1993年…1億2280万人
  • 2015/2016年…1億9540万人

都市

首都
イスラマバード

その他主要都市

パキスタンの自然

地形

インダス

パキスタンはインダス流域を国土にもつ。

気候

乾燥した気候である。

パキスタンの社会

民族

  • パンジャブ人
  • シンド人
  • パシュトゥーン人
  • バローチ人

パキスタン基礎データ | 外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/pakistan/data.html#section1

言語

パキスタンはウルドゥー語を国語とし、英語を公用語とする。

宗教

イスラム教

宗教はイスラム教(国教)が大多数である。

パキスタンの政治

政体

連邦共和制

パキスタンの経済

産業

農業
小麦綿花

パキスタンは乾燥した気候であるが、パンジャブ地方を中心として、灌漑農業により小麦綿花の栽培が盛んである。

綿花

パンジャブ地方では、整った灌漑により優良な長繊維の綿花を栽培している。

『理解しやすい地理B』 (改訂版) 文英堂、2008年、191頁。

パキスタンの軍事

核兵器

パキスタンは核保有国である。

パキスタンの歴史

1971年バングラデシュの分離・独立

第二次世界大戦後、イスラム教徒の国として独立したパキスタンは、インドをはさみ、パンジャブ系住民などからなる西パキスタンとベンガル人からなる東パキスタンから成り立っていた。

しかし、1971年、東パキスタンはバングラデシュとして分離・独立した。

『理解しやすい地理B』 (改訂版) 文英堂、2008年、191頁。

パキスタンの国際関係

アメリカとの関係

2003年にアメリカなどで発売されたグレゴリー・デイヴィッド・ロバーツ著の『シャンタラム』では、パキスタンについて次のような記述がある。

(パキスタンは)アフガニスタンを欲しがっている。人口がすさまじい速さで増えていて、土地そのものが必要になったからだ。ふたつの国を合わせて大きな国をつくりたがっている。パキスタンは軍部の力が強く、アメリカの属国みたいなものだから、アメリカはパキスタンを支援して、今ではパキスタンじゅうのイスラム神学校、つまりマドラサで兵士を育成している。…

『シャンタラム(下)』 新潮文庫、2011年、23-24頁。

インドとの関係

カシミール紛争

カシミールでは、住民はイスラム教徒が多くパキスタンへの編入を希望したが、土侯(土着の諸侯)がヒンズー教徒でインドに援助を求めたことから、インドとパキスタンの武力衝突に発展した。

両国は、カシミール地区の所属をめぐって、長く対立している。

『理解しやすい地理B』 (改訂版) 文英堂、2008年、191頁。



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