語族―セム語族―ヘブライ人(イスラエル人・ユダヤ人)
ヘブライ人とは
ヘブライ人の定義・意味など
ヘブライ人とは、旧約聖書で記されている用語で、イスラエル王国時代以前においてはパレスチナ内陸部に分散していたセム語系の遊牧民であった古代イスラエル民族をいう。
ヘブライ人 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘブライ人。『詳説 世界史』 山川出版、2019年、22頁。『新詳 世界史B』 帝国書院、2021年、17頁。小学館 『日本大百科全書』。
ヘブライ人の別名・別称・通称など
イスラエル人・ユダヤ人
ヘブライ人は他民族による呼び名で、彼ら自身はイスラエル人と称した。またバビロン捕囚後は、ユダヤ人と呼ばれることが多い。
ヘブル人
旧約聖書ではヘブル人と訳されることもある。
ヘブライ人 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘブライ人
ヘブライ人の意義・評価・解釈
ユダヤ教
ヘブライ人はユダヤ教を成立させた。
ヘブライ人の歴史
パレスチナ定住
遊牧民であったヘブライ人は、前1500年頃パレスチナに定住した。
旧約聖書では、族長アブラハムに率いられ、ウルを出てパレスチナに定着したと書かれている。
出エジプト
その後、一部はエジプトへ移住したが、ファラオによる圧政に苦しみ、前13世紀モーセに率いられパレスチナへ戻った。
『世界史用語集』 山川出版社、2014年、9頁。『詳説 世界史』 山川出版、2019年、22頁。
イスラエル王国
この時代、パレスチナの海岸地帯は、海上から入り込んだペリシテ人(パレスチナという地方名の語源)が占拠しており、ヘブライ人たちも最初はその支配下にあった。
岡田 英弘 『世界史の誕生』 ちくま文庫、1999年、67項。
ヘブライ人は「海の民」の一派であるペリシテ人に対抗するため、前11世紀末に12の部族が連合しイスラエル王国を形成した。
『新詳 世界史B』 帝国書院、2021年、17頁。岡田 英弘 『世界史の誕生』 ちくま文庫、1999年、67項。
なお、12部族の同盟の契約を監視する神として選ばれたのが、ヤハウェ(ヤーヴェ・エホバ)という神である。
しかし、この段階ではヤハウェはまだイスラエル人の唯一の神ではなく、イスラエル人は一神教徒ではなかった。
岡田 英弘 『世界史の誕生』 ちくま文庫、1999年、67項。
前10世紀頃にはダヴィデ王とその子ソロモン王のもとに栄えた。
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