[地理]地理

地理学のうち、系統地理学(自然地理学と人文地理学)と地誌学を取り扱います。


河川(川)


河川とは

河川の定義・意味など

河川)とは、地表のが集まって流れる路のことをいう。

河川の位置づけ・体系(上位概念等)

地表

河川は、陸(=陸上に存在する)のうち地表(=地表面にある)の一つである。

    • 地表
      • 湖沼
      • 河川
      • 土壌
    • 地下

河川の意義・役割・作用

河川の3作用

河川には、次の3つの作用がある。この3つの作用は河川の3作用と呼ばれている。

  1. 侵食作用…地表面を掘り削る作用
  2. 運搬作用…土砂などを運搬する作用
  3. 堆積作用…土砂などを運んで底や地表に集積する作用

沖積平野

河川の堆積作用によって形成された平野沖積平野という。

沖積平野は、上流から「扇状地」→「氾濫原」→「三角州」の順に配列するのが基本パターンである。

『理解しやすい地理B』 (改訂版) 文英堂、2008年、22頁。

水資源

人が住むためにはが必要である。河川は貴重な水資源として重要である。

水資源の開発・保全には、湖沼、河川や地下に関する知識が不可欠となる。

河川の分類・種類

世界
国際河川

日本
行政上の分類

河川は、国(国土交通省)と自治体(都道府県と市区町村)が管理している。

その根拠法令は、河川法(国と都道府県の場合)と条例(市区町村の場合)である。

河川は、行政上は次のように分類されている。

  1. 一級河川…河川法が適用されて国(国土交通省)が管理する河川
  2. 二級河川…河川法が適用されて都道府県が管理する河川
  3. 準用河川…河川法が準用されて市区町村が管理する河川
  4. 普通河川…必要があれば条例で市区町村が管理する河川

河川の開発



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