鉄道―具体例―世界―大陸横断鉄道―シベリア鉄道
シベリア鉄道とは
シベリア鉄道の定義・意味・意義
シベリア鉄道は、ロシアの首都モスクワと極東ウラジオストクを結ぶ全長約9300kmの世界最長の鉄道です。
モスクワ~ウラジオストク間は急行で8日間かかります。
シベリア鉄道の経緯・沿革・歴史など
シベリア鉄道は1891年に建設が始まり、1904年に開通しました。
そして、1939年に全線複線化、2002年には全線電化が完了しました。
シベリア鉄道の役割・機能
開拓
シベリア鉄道はシベリアの開拓に大きな役割を果たしました。
軍事
また、東方への軍事進出に大きな役割を果たし、第二次世界大戦では対日参戦するソ連軍の大量の兵器がシベリア鉄道で輸送されました。
貨物輸送―コンテナ輸送
シベリア鉄道の輸送能力は年1億6千万トン程度といわれており、貨物の大部分は石油や石炭などの資源です。
アジアと欧州を結ぶ物流回廊としての機能強化が目指されていて、「世界の工場」化した中国や旧ソ連各国と経済関係を深める韓国の利用が増えています。
日本との関係
シベリア鉄道は日本とも深い関係があります。
与謝野晶子がパリにいる夫を追ってシベリア鉄道に一人で乗車したというのは有名な話です。
シベリア鉄道経由のコンテナ輸送
メリット・長所・利点・有利な点
日本からモスクワへのコンテナ輸送は、スエズ運河経由の航路の場合は、通関を含めて45日前後かかるのに対して、シベリア鉄道経由だと20~25日と短期間になります。
デメリット・短所・欠点・弱点・不利な点
シベリア鉄道経由だと輸送費が割高となります。
また、盗難・破損のおそれや、通関の煩雑さといった問題もあります。
シベリア鉄道の位置づけ・体系(上位概念)
大陸横断鉄道
シベリア鉄道は大陸横断鉄道のひとつです。
大陸横断鉄道にはシベリア鉄道も含め、次のようなものがあります。
アメリカ大陸
ユーラシア大陸
- シベリア鉄道
- 第二シベリア鉄道(バム鉄道)
オーストラリア大陸
- インディアン・パシフィック鉄道
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