技術―水道
水道とは
水道の定義・意味・意義
水道とは、導管などにより水を供給する施設をいいます。
水道の分類・種類
水道は、上水道と下水道に大別されます。
通常は水道というと、特に上水道を指します。
水道法という法律でも、水道を次のように定義しています。
水道法
(用語の定義)
第三条 この法律において「水道」とは、導管及びその他の工作物により、水を人の飲用に適する水として供給する施設の総体をいう。ただし、臨時に施設されたものを除く。
水道関係の公共機関・施設
公共機関
水道施設
水道の歴史
日本
日本では、水道の歴史は室町時代にまでさかのぼることができますが、江戸時代には全国に水道が建設されました。
江戸の水道は、神田上水と玉川上水がありますが、これは完全に下水と区別された上水道で、しかも地下にその上水道網がありました。
これは当時世界でもっとも進んだ施設といえます。
ロンドンやパリなどの大都市でも、上下水道設備の不備から疫病が流行っていますが、江戸では水道設備が原因となっている疫病の記録はありません。
江戸は、海岸を埋め立ててつくられたため、地下水は塩分を含んでいました。
そこで、郊外の河川や湧水から水を引くために、木管や石管を使用して江戸の地下に上水道網をつくったのです。
テレビの時代劇でよく見る長屋の共同の井戸なども、地下水ではなく、地下を流れる上水道を汲み上げていたということです。
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