構造物―橋(橋梁)―具体例―関門橋
関門橋とは
関門橋の定義・意味・意義
関門橋(かんもんばし)は、関門海峡にかかる、山口県下関市と福岡県北九州市を結ぶ全長1068mの自動車専用の吊橋である。
総事業費は約300億円。
関門橋の経緯・沿革・由来・歴史など
関門橋は1973年(昭和48年)11月14日に完成した。
完成当時は、東洋一の吊橋とされた。
世界では第10位。
関門橋建設は、完成までに約5年半の歳月をかけた大プロジェクトであった。
関門橋の趣旨・目的・役割・機能
本州と九州を直結する交通路
本州と九州を直結する交通路として、太平洋戦争時に鉄道トンネルが、戦後にはさらに国道トンネルが建設されたが(→関門トンネル)、国道トンネルの交通量が飽和状態になったことと、高速道路網の整備計画とから自動車専用道路橋として関門橋が建設された。
これにより、中国自動車道も関門橋によって九州と結ばれることとなった。
参考元:平凡社『世界大百科事典』
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