平地―平野―分類―堆積平野―沖積平野―扇状地―扇央
扇央とは
扇央の定義・意味・意義
沖積平野の一種である扇状地は、河川の上流から順に、扇頂、扇央、扇端に分類されています。
このうち、扇央とは、扇状地の中央部をいいます。
扇央の特色・特徴
扇央と堆積物の関係
扇央は、砂礫層が厚く堆積するため、透水性が大きくなります。
扇央と河川の関係
扇央は、透水性が大きいため、河川の水のかなりの部分が伏流しています(地下を流れています)。
この伏流水は、扇端で再び地表面に湧き出てきます(これを湧水帯といいます)。なお、扇頂では、河川は表流しています(地上を流れています)。
扇央の土地利用
農牧業など
扇央は河川の伏流により、水利が悪い(水が得にくい)ため、水田には利用しにくいといえます。
そのため、一般的には桑畑や果樹園として利用されることが多いです。
ただし、土地改良により、水田として利用されているところもあります。
村落と都市
村落
新興住宅地
上水道や道路網が整備されて、新興住宅地となっているところもあります。
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